auの新料金プランが発表になるも、単なる値上げ

kakeho-digira「期待するほうがおかしい」と言われてもしょうがない三社横並び料金になりました。いったいどれだけの(一般)ユーザーがこの価格で通話定額をしたいと思っているのでしょう。データ定額プランの幅が小さいですって?単価が高いから意味無いです!

今の料金水準に合わせようとすると、
1.データ定額2(3.500円/2GB)を選んで年間約5,000円を節約する

 現料金新料金差額
基本料金¥934¥2,700 
ISP代¥300¥300
パケット代¥5,700¥3,500
月額料金¥6,934¥6,500¥434
1年維持費¥83,208¥78,000¥5,208

 
2.データ定額3(4,200円/3GB)を選んで年間約3,000円の負担が増える

 現料金新料金差額
基本料金¥934¥2,700 
ISP代¥300¥300
パケット代¥5,700¥4,200
月額料金¥6,934¥7,200¥-266
1年維持費¥83,208¥86,400¥-3,192

になると思います。金額的に同等とは言え、もともと7GBを使えていたのだから、大幅に「損をしている」ことになります。しかも、データ定額2とデータ定額3のスマートバリューでの割引額は「934円」と476円も少なくなっています。

なぜ、「音声従量制+データ定額」と「音声定額制+データ定額」という簡単な図式にできないのでしょか。恐らくこれが多くのユーザーが望んでいた形だと思います。

長期利用者への優遇措置が、6年目以上のユーザーに3ヶ月一度だけ「データギフト」で容量をアップするというもの。これは完全になめてますよね。なぜ、3ヶ月に一度なのでしょう。私なら毎月WALLETポイントを付与してくれる方が使い道も多くうれしいです。今のauの戦略にもあっていると思います。

仮にmineoに音声+2GBプランが出来るなら、他のMVNOと比較しても2,500円あたりになると思われるので、auのサービスを使わなくていいのなら、価格が半分以下になるので、そちらにMNPするのもありかもしれません。

新しい料金プランになっても、テザリングは別料金のままなんですね。とことんなめてます。
 

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