マツダ新型RE車の噂でざわつく海外メディア

日本発の記事を参照して、マツダが今年の東京モーターショーで新型RE車「RX-9」をデビューさせるという噂が、多くの海外メディアで引用されています。


その引用元になっている記事がこれです。

世界初のロータリーエンジンを搭載し、1967年に発売された「コスモスポーツ」から50年の節目となる2017年、マツダは東京モーターショーにおいて新型ロータリーエンジン搭載の「RX-9」を初公開するとの情報を得た。

1000万円超のロータリー!? 新型RX-9が2019年発売へ | LE VOLANT BOOST

 
そのまま記事の内容を伝える海外メディアがある中、autoevolutionは、記事の根拠が示されていない点と、以前、小飼社長が将来の排ガス規制に対応できないと製品化もできん!と言っていたことを指摘しています。

For starters, the write-up in question fails to mention on what it bases its claims. What’s more, Mazda president and chief exec Masamichi Kogai has made it clear that a rotary sports car won’t happen unless the technology isn’t developed to withstand the test of time. “We need it to meet future emissions regulations,” he commented, adding that Mazda is still conducting research & development activity on the next-gen rotary(まず、問題の書面による提出は、その主張の根拠に言及していない。さらに、マツダの社長兼最高経営責任者である小飼雅道は、時間のテストに耐えられる技術が開発されていなければ、回転式スポーツカーが起こらないことを明らかにしている。「将来の排出ガス規制に合致するためにはそれが必要だ」とマツダは次の世代のロータリーでも研究開発活動を続けていると付け加えた).

Mazda RX-9 Rotary Sports Car Refuses To Be Killed Off By The Rumor Mill – autoevolution

さらに言えば、以前、MX-5より大きなスポーツカーを作る計画はない、と言ってみたり、RXシリーズを製品化する予定はない、とも言っていました。

しかし、SKY-G2.5Tの採用を拡大する計画はないと言っておきながら、アメリカ向けCX-5とMazda6では採用するらしいです。

だから、環境や情勢の変化が、過去の計画を大きく修正する事があると証明されているので、「出さない話」をそのまま真に受けることもありません。もともと計画があって、単に隠蔽しているだけかも知れません。
マツダ藤原氏が、2017年には何かはしたい、と言っていたので、遅くても東京モーターショーでは、何かが起きるはず。あと、3ヶ月弱、ゆったりした気持ちで待ちましょう。

 
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