[愚痴]マツダ アクセラに搭載されるALHの操作性に関して
マツダが、デミオからアテンザまで搭載を拡大したALH(アダプティブLEDヘッドライト)に関して、操作性がイマイチに感じる部分があります。
マツダ アクセラに搭載されるALHの操作性
愚痴るのは、自分の車に載っている4連LED仕様のALHについてです。
作動のをおさらい
取扱説明書のPDFから該当部分を抜き出しました。
- 電源ポジションがONの状態でランプスイッチがAUTOの位置のときにヘッドランプを上向き(ハイビーム)にすると作動します。
- 車速約40km/h以上で走行中に、ヘッドランプ上向き(ハイビーム)と下向き(ロービーム)を切り替えます。また、車速が約30km/h未満になると、ヘッドランプは下向き(ロービーム)に切り替わります。
ハイビームのON/OFFが速度依存
街灯のないど田舎道を走っているときなど、走り出しからハイビームを使いたくなるのですが、ALHをONにしていると、40km/h以上になるまでハイビームを使えません。速度が上がるまでの少しの時間ですが、ロービームを強要される自由度が低さが気になります。
そして、ALHをOFFにしようとすると、マツダコネクトを操作して画面を何度も切り替えなくてはいけません。ONにする時も同様です。
こういう操作法ならどうだろう?
基本、「ALHは常に作動すること」とします。夜間走行の安全性が高まるのであれば、常に作動でしょう。
- マツダコネクトでのON/OFFは無し(常に作動が前提だから)
- ライトスイッチをカッチっと手前に引いてALHのON/OFFを切り替える(OFF時だけ警告灯点灯)
- 通常はONなので条件が整うと自動的にグレアフリーハイビームが作動する
- 一時的な対応としてライトスイッチを前に押す(今のハイビームポジション)とスイッチの状態と反対の作動をする
- 低速時にハイビームにしたい→一時的にON
- 対向車などから反応があった→一時的にOFF
- ライトスイッチを元に戻すとALHがスイッチの状態による作動になる
- エンジンを切るとスイッチはリセットされ、次回始動時にALHは必ずONになっている(常に作動が前提だから)
※ ライトスイッチをカッチっと引いてもレバーはホームポジションに戻る
※ ハイビームポジションのままだとウィンカー操作に支障をきたすので、レバー位置はホームポジションが基本
これだと、ALHのそのものの作動のON/OFFと一時的なON/OFFを簡単に使い分けられます。「常に作動」を嫌だとするなら、マツコネでのON/OFFを優先した操作体系にすればよく、その場合でもこの操作法は成り立つはずです…。
業界標準の操作法とかがないようなら、メーカーとしての工夫をこらすべき部分だと思います。
【MAZDA】ALH(アダプティブLEDヘッドライト)|アクティブセーフティ技術(事故を未然に防止する)