次世代のマツダ車は、一人ひとりの好みに応じて進化する
マツダと広島大学の「感性の可視化」の研究成果が次世代のマツダ車に反映されるかもしれず、これにより「自分好み」のクルマを手にすることができるようになるとのことです。
今回の共同研究で実現する車とは一体どのようなものか。プロジェクトリーダーを務める農沢隆秀・マツダ技術研究所技監によると、同じ車でも運転が得意な人とそうでもない人でハンドルの重さやアクセル、ブレーキの反応を変える車を想定しているという。
運転のクセを蓄積し、個人個人にあったチューンアップが自動でできる。家族で父親が運転するときと母親が運転するときでチューニングを変えるということも可能。車を買い替えた時も蓄積されカスタマイズされた運転者のデータをメモリーカードなどで移行すれば、すぐに「自分好み」の車になる。「今はハンドルやエンジンの燃料噴射は電気でコントロールしておりソフトウエアの変更で対応できる」(農沢技監)という。
農沢技監は「(2017~18年ごろに発売される)マツダの次の世代の車に研究成果を織り込みたい。研究成果をすべて反映させた車は次の次の世代になる」という。
『(2017~18年ごろに発売される)マツダの次の世代の車』と言えば、次期アクセラがピッタリ当てはまります。もしかしたら、自分の感性にジャストフィットするこのシステムが、目玉機能の一つになるかもしれないです。