ちょっとスパイシー?マツダCX-3 XD Touringの試乗レポート

オートカーにマツダCX-3 XD Touringを試乗したレポートが掲載されています。ちょっと辛口な評価がみられます。


記事から気になる記述を抜き出してみると、

  • リア・シートや荷室は実用上はミニマムといってよい。ただ、高席の着座位置を、フロント・シートより高く、そして内側に寄せることで、見晴らしや前席との会話のしやすさなどの工夫はみられる。
  • 身長175cm級の大人も座れないわけではないが、姿勢をくずすことはできない。窓が小さいので閉所感も強い。この方面の使い勝手を国産競合車と比較すると、ジュークのちょっと上、ヴェゼルよりはかなり下……といったところか。
  • ひとつ気になったのはインテリア・デザイン上のハイライトでもある丸型のエアコン・アウトレットだ。意図的に指向性の高い設計になっているのだが、そのぶん吹き出す風量が強く、風向きの調整幅もせまい
  • 動力性能は低速の蹴り出しにディーゼルらしい力強さはあるが、総合的にはガソリン1.6〜1.8ℓ級。兄貴分の2.2ℓようにスポーツモデルというほど速くはない
  • 今のところFFのほうが圧倒的に軽快で乗り心地も良好だ。車重を考えればFFのほうが活発なのは予想どおり
  • リア・トーションビーム+4WDの組み合わせは、コンパクトカーの実用4WDではめずらしくないが、さすがに4WDを前面に押すSUVやクロスオーバーでは少数派だ
  • 現時点では一部グレードにある16インチのほうが操舵リニアリティ、乗り心地ともに完成度が高い。これは初期のCX-5やアテンザと同じ傾向
  • ライバルには未整備の低速自動ブレーキやレーダー式クルーズコントロールなどは一度でも効能を実感すると手放せなくなる
  • ナチュラル・サウンド・スムーザーは…効果はあくまで車速40km/h前後未満に限定される…こういうものは全車標準化してこそ意味がある

現時点でも、国産の小型クロスオーバーでベストの存在であることは事実だ」と締めくくっていますが、これまで見てきたCX-3の評価の中では少し辛口なコメントが多く見られたかな、と言う印象です。私もわざと辛口な部分を抜き出しています。

ただ、ハンドリングを含めた乗り心地は、毎年改良が進むので徐々に評価も変わってくるはず。さすがにサスペンション形式は変わらないと思いますけどね(笑)。
 
マツダ CX-3 XDツーリング – 初試乗 | オートカー・デジタル – AUTOCAR DIGITAL